札幌、大通の丸井今井で開催中の「中島みゆき展」に行ってきました。
今年でデビューから50年、節目の年のみゆきワールドです。
入ったすぐのところに「時代」の歌詞が。
この曲に支えられてきた人たちは本当にたくさんいるはず。
もちろん私も。
みゆきのこれまでの歩みを振り返る展示。
たくさんのアルバムジャケットや、著書の類もたくさん展示されています。
「あなたは、いつ、どこで、中島みゆきに出会いましたか?」
中島みゆきファンの、それこそここに来ている人の数だけ中島みゆきとの出会いの物語があって、それぞれのみゆき像があるはず。
私は中島みゆきの存在は中学生の時には知っていましたが、聴き始めたのは大学1年生の時でした。
TBSの「筑紫哲也ニュース23」のエンディング曲が中島みゆきの「最後の女神」で、上手く言葉にできないのですがそれこそ昔流行った表現で言えば「ビビッと来た」のでした。
言葉をすごく大切にする姿勢、言葉の素晴らしさも恐ろしさも知り尽くしているからこその「言葉への信頼」、それを感じて、ずっと聴いてきました。
好きな曲のレコードをかけてくれるコーナーもあって、賑わっていました。
どの曲をリクエストしようかな~と思って、「店の名はライフ」か「歌姫」をかけてもらおうかな、と思っていたらどちらも先に流れていたので、「怜子」をリクエストしてかけて頂きました。
中島みゆきの歌詞によって構成される「言葉の森」。
ここに中島みゆきの魂がこもっているような気がしました。
その言葉は暖かい陽の光でもあるし、冷たい月の光でもあるし、包み込む布でもあり、鋭い刃でもある。
改めてそれを思いました。
中島みゆきは、私にとって人生の一部です。
中島みゆきなしでは、私の人生はなかった。
いつまでも大切にしていきたい、そう思います。